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「でもね、アイ○ちゃん、派手なワザだけじゃ組立が出来ない場合もあるわよ」
「そやな、お○ぷちゃんの言うことにも一理あるなあ」
「おん○、組立って??」
「一見地味なワザでも試合の流れを作る場合があるってこと」紫のコはそういうと倒れているあたしをうつ伏せにして左足を取りました。
「例えばね」
「うんうん!」
「ほら、この脚を取って。足首を抱え込んで。そうそう…」
「うんうん!」
「右手で爪先を持って、こっち側へ、こう」
「こう!」あっ、痛い痛い痛い! 足首ってそっちに曲がるように出来てないのにっ!
あたしは手で這って逃げようとしました。「ダメよ、静かにしてないとちゃんと極まらないでしょ」
紫のコはあたしの右手を背中へねじ上げてあたしを押さえつけました。
「お○ぷー、これも面白いねー!」
「そうよ、こういうワザを序盤できっちり極めておくとね、後でちゃんとキイてくるから」
「わかったー! こう!」痛い痛い痛いって言ってるのにー!!