リュミエールがいなくなるとオスカーは煙草の火を付けながら言った。 「なぁ、さっきの、オリヴィエに手を出すような事をしたら許しませんってどういう意味だと思う? 俺がお前に手を出すと、ジェラシーを感じるから許さないというのか、お前の事を好きだから許さないというのか、どっちだろう」 「後者だね」 アッサリとオリヴィエは靴下を履きながら言った。 ●次頁【秋の章・2】へ●