裏・水夢骨董堂 対不起本◇
Oscar'sDetectiveFile#28
ONE NEVER KNOWS



「何故なんだ……? 何故、アンタはここに隠れているんだ?」

俺の呟きに、男……立木の手が微かに動いた。テーブルの下に隠し持っていたのだろう、銃のセーフティロックを外す微かな音がした。
俺の手も咄嗟に懐に入った銃を掴んでいた。

●NEXT●